日本観光振興協会関東支部と東北デスティネーションキャンペーン(DC)推進協議会は6月25~27日、さいたま市のJR大宮駅で「東日本広域観光展」を開催。コロナ後の東北、関東への旅行をアピールした。
参加したのは東北DC推進協議会のほか、群馬県観光物産国際協会、埼玉県物産観光協会、千葉県観光物産協会、新潟県観光協会、やまなし観光推進機構、静岡県観光協会、JR東日本。
観光展では、駅利用者らにパンフレットを配ったり、ブースを訪れた人に県の特産物などをプレゼントした。また、ご当地キャラによるステージイベントも行った。
関東支部の蔦谷明彦事務局長は「3月に実施した『春の観光展』ではステージイベントなどはできなかったが、感染防止対策を徹底した上で、今回実施することができた。ワクチン接種が広がり、早く観光需要が復活してくれることを願っている」と話した。
東北DC推進協議会事務局の古沢英樹さんは、「コロナ禍でリアルにPRする機会がなかったが、こうして駅を利用する皆さんに直接観光情報を届けられてうれしい。DC期間は9月まであり、夏の東北をしっかりとアピールしたい」と意気込んだ。
大宮に買い物に来たという市在住の女性は「ワクチン接種を早く済ませて、心置きなく旅行に行きたい。パンフレットを持ち帰り、その時に備えて検討します」と笑顔で話した。
久々のステージイベント開催に関係者も明るい表情